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Eli Controlsがクラウド型防犯カメラ通信ゲートウェイにPerle IRG5500 ルーターを採用

Perle IRG5500ルーターは、新しいクラウドベース監視カメラソリューションにおいて、複数のHDストリームに高いスループットを実現

 

従来の監視カメラシステムでは、現場での映像の処理と管理のために、専用のサーバーとストレージが必要です。これに対してクラウドベースのシステムでは、映像処理と管理がクラウド内で実行されるため、クラウドに映像を転送するためのカメラとデータ通信機器のみが必要です。

 

クラウド監視カメラソリューションのシステムインテグレーターであるイーライ・コントロールズ(Eli Controls)のオーナーであるウィル・リトレル(Will Litrell)氏は、「クラウドベースの監視カメラソリューションに対する需要が大幅に増えている。新しい問い合わせは、自治体や建設現場のアプリケーション。しかし、各インストレーションサイトの環境が異なる。電源があったり、時にはインターネットがあったり、時にはどちらも無いことも。そのため、ほとんどのシナリオをカバーできる柔軟性を備えた、信頼性の高い堅牢な監視カメラソリューションを設計する必要があった。」とコメントしました。

 

最初の問題は電源でした。電力の供給状況に関係なく独立した運用を確保するため、イーライ・コントロールズは太陽エネルギーキャビネットを利用してデータ通信機器を収容することにしました。ルーターとスイッチ(またはPoEインジェクター)は、ユニバーサル電圧で動作し、ソーラーキャビネットの中に収まるほど小さくする必要があります。更に、理想的なルーターには、インストールサイトに応じてプライマリまたはフェールオーバーバックアップ接続を提供するLTEが必要です。

 

 

リトレル氏は、「キャリア担当者が互換性を確認した時、新しいSIMカードのアクティベーションの際には問題は無いということでPerle IRG LTEルーターを試してみることにした。」と述べました。

 

Perle IRG5500 LTEルーターは、アイドルモードで1ワット未満を消費することで、限られた電源で動作するように設計されているため、ソーラーキャビネットの設置に最適でした。また、必要に応じて消費電力を53mWに落とすスタンバイモードもトリガできます。

 

デュアルSIMカードスロットもこのソリューションで有益でした。プライマリーキャリアで契約データ上限に到達する時、IRG5500ルーターは自動的にバックアップ用データプランに切り替わります。モバイル環境に展開されている場合は、長距離ローミングを有効にして、2番目のSIMカードで運用できます。または、カバレッジが不足している、またはキャリアネットワークの障害がある場所では、IRG5500ルーターは自動的にバックアップキャリアに切り替わります。

リトレル氏は、「IRG5500ルーターのスループットと複数のHDストリームを処理する能力に感銘を受けた」と結論付けています。

イーライ・コントロールズが設計したクラウドベース監視カメラソリューションは、現場の状況や環境とは関係無く、真に柔軟で信頼性の高いソリューションです。

 

イーライ・コントロールズ社について:

イーライ・コントロールズ(Eli Controls、米国・サウスカロライナ州)は、コンセプトから完成まで、お客様にビジネスソリューションを提供することに特化したシステムインテグレーターです。防犯システムの設計、エンジニアリング、及びインストレーションが主な事業内容です。当社のソリューションは幅広い選択肢を提供し、新たなチャレンジを歓迎する姿勢を大事にしています。長年に渡る専門知識により、統合セキュリティソリューションを提供し、お客様は安心して時間とコストを節約しながら本業に集中することができます。